「悪くなった歯並び」を
改善するのではなく、
「歯並びが悪くなる原因」を
根本から改善します。
これ以上悪くなることを防止し、
お子さま一人一人に合わせて
適切に治療するのが
当院の矯正の特徴です。
また、
可能な限り非抜歯を目指します!
歯並びが悪くなる、「そもそもの原因」にアプローチします

現代人は栄養状態がいいので、「歯」自体は大きくなるのですが、食の多様化、軟食化に伴い咀嚼回数が激減することで歯が生える土台の「顎」が適切に成長しません。
つまり、狭い顎のスペースに大きい歯が無理やりに生えることで、歯並びはガタガタになります。
一般的に行われている矯正治療では、対症療法としてガタガタになってしまった歯をいろいろと工夫しながら綺麗に整える治療を行いますが、それでは
根本的な改善にはなりません。その理由として、一度並べた歯が時間の経過とともに後戻りしてしまうことからもわかると思います。

つまり、歯が生える「顎のスペースを広げるアプローチ」をしなければならないのです。
広げることで無理なく歯が顎に並んでくれるようになります。
ではどうすれば、あごの成長を促すことができるのか?
具体的には顎を適切に成長させるため、「しっかり噛む」食事に改善したり、お口の全体の機能を適切に成長させるため、筋肉(頬や舌)の訓練、そして、歯並びを悪化させる悪いクセ(指しゃぶり、口で呼吸する、ほおづえなど)を改善させます。
この取り組みと同時に、お口の状態に合わせた「装置」を利用します。

つまり、日々の生活で改善できることは改善しつつ、装置の力も利用していくのが当院の行う矯正治療です。これを行うことで次のような効果が期待できます。
- 顎の適切な成長
- 装置
- 理想の歯並び
治療期間への
配慮
その他、子供のうちに適切な歯並びを獲得することで下記のようなメリットも享受できます。
小児矯正は2段階のステップを踏んだ治療となります

子供の矯正治療は2段階で行います。前半の治療のことをI期治療といい、後半の治療のことをII期治療といいます。
Ⅰ期治療で歯並びを整え終わり、Ⅱ期治療を必要としないケースもあります。
また矯正相談時に、ある程度の年齢に達している場合、I期治療をせずにII期治療(ほぼ成人矯正)から開始したほうがいいと判断される場合もあります。
Ⅰ期治療
Ⅰ期治療の目的は、顎(アゴ)のズレや幅を補正し、永久歯が適切に生えてくるためのスペースを確保することです。顎を補正する矯正装置には様々なものがあり、お口の状態により適切なものを選択します。

Ⅱ期治療

Ⅰ期治療が終わり、顎(アゴ)の補正が完了しても、歯並びそのものがでこぼこしていたり、歯が回転して生えていたり、上下の噛み合わせが良くなかったりすることがあります。その場合に、仕上げのII期治療を行います。装置は、成人矯正で一般的に使用するワイヤーやブラケットを用います。ワイヤーやブラケットは金属色で目立つイメージがありますが、当院では目立たない装置を主に利用しています。
矯正治療を始める時期は?
「子どもの矯正治療はいつごろ始めると良いですか?」
このようなご質問をよく親御さんから受けます。
私はいつも次のようにお伝えしています。
「最適な治療開始時期は、お子さんの状態によって違います。治療するしないにかかわらず、まずは早い段階でお口の状態を拝見させてください」

よく、「一般的には○歳~○歳の間が治療を開始するのが適切」といった情報がありますが、これはあくまで「一般的には」というものであり、実際はそれぞれのお子さんにベストな治療開始時期があり、○歳からと一概には言えません。
お子様のお口の中を拝見し、適切な診査診断をすることで、今後、お口の中がどのように変化していくか、そしてその変化は適切なものか、適切な変化でなければ、いつ、どのような装置を利用して治療をしていくのかが予測できます。
「矯正の相談に行く=治療しなければならない」ではなく、
「子供のお口の成長の変化は適切かどうかを聞きに行く」
このような意識で、うまく歯科医院を利用して頂ければと思っております。
当院でのご相談は「無料」です。
コラム:
子供のうちに
矯正治療をしておくことのメリット
大人と子供の矯正治療の手法は異なります。
大人は、アゴの骨格的成長と歯並びが既に完成している状態で治療をするため、アゴと歯並びの不調和の程度が大きすぎる場合は、歯並びの矯正治療だけでは対応できずに、顎(アゴ)の位置を改善する外科手術が必要になる場合があります。
しかし、子供の場合は、まだ「成長段階」にありますので、その成長を適切な方向に誘導させることで、何ら無理なく治療を進めることができ、かつ、一番理想とされる顎の骨格、そして歯並びを創造することが可能になります。
「成長力を利用できるのは子供の時期だけ。そしてその成長力が、理想的な顎の形態、歯並び、顔貌の形成に関わってきます。」
これが、子供のうちに治療を開始する最大のメリットになります。
その他、子供の時期に治療を開始することのメリットをご紹介します。
メリット1非抜歯矯正の可能性が高まります

子どもの矯正治療では、歯を抜かないことが大原則になります。なぜなら、子どものアゴの骨は柔らかいため、柔軟に広げることができ、歯を並べるスペースを確保することができるためです。その結果、ブラケットを付ける仕上げの治療が必要になった場合であっても、歯を抜かずに治療する可能性が高くなります。
メリット2心理的コンプレックスから解放されます

多感な思春期に入ると、歯並びや口元のコンプレックスを持つことが多くなります。人前で笑わないようになったり、歯並びが原因であだ名をつけられ、傷つくようになることも少なくありません。 そのようなお子さんの場合には、矯正治療によって早期にコンプレックスを改善させることで、健全な学校生活を送れるようになります。
メリット3顔貌をコントロールできます
皆様が思われているより、歯並びと顔の形の関係性は高く、歯並びを改善させることでいわゆる「かっこいい」「綺麗」な顔貌への誘導が可能になります。
メリット4虫歯や歯肉炎の予防となります

生えたての永久歯は乳歯より大きいため、デコボコした歯並びになりがちです。つまり、歯磨き出しにくいお口の環境になります。そのまま放置しておくと、永久歯と言えども、当分の間は堅さが十分でないために虫歯になりやすくなります。そこで、歯並びを改善し、歯磨きがしやすい環境を作ることで虫歯や歯肉炎の予防になります。
最後に、担当医からのメッセージ
アメリカでは、歯並びの悪い子供を幼少期のうちに矯正治療してあげるのは親の責任だと考えられています。それだけ、その後の人生におけるデメリットが十分に理解されているのです。社会に対して、女性の立場から情報発信をしているスージー・ウェルチ氏は次のような言葉を残しています。
「あなた自身の決定が、10分後、10か月後、10年後にどうなっているか想像してみなさい。(By Suzy Welch)」

歯並びの悪いお子様を連れて来院されるお母様を見ていると、矯正治療は親が子供にしてあげられる最高のギフトだと感じることがあります。子供の将来を見据え10年後に「ありがとう」と言ってもらえる選択をしてあげることが子供の人生を豊かにすることにつながります。矯正治療というと、“相談するだけで敷居が高そう”と感じている方も多いようですが、まずはお気軽にご相談ください。
初診「個別」相談へのご案内
当院では、患者様が抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんな事でも構いませんので、私達にお話しいただけたらと思います。 ご興味がある方は下記からお問い合わせください。